スタッフブログ

2019年9月14日 土曜日

詰め物を長持ちさせるためには?

詰め物の耐久性を損なう原因は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、むし歯。もうひとつが、過剰な力です。
どんな材料を使い、どんなにピッタリと歯に適合した良い治療がしてあっても、プラークコントロールが不十分であれば、詰め物の周りがむし歯になることによって、詰め物の耐久性は損なわれてしまいます。むし歯菌の出す酸は、詰め物と歯の間にあるミクロの隙間でもスイスイと通り抜け、歯を溶かしてむし歯を作ってしまいます。これも耐久性を損なう原因です。
プラークコントロールがうまくいっている、むし歯菌の少ない口であれば、詰め物が古かろうがむし歯はできませんし、その分詰め物も長持ちするわけです。
もうひとつの、過剰な力の問題。過剰な力とは、噛み締めの癖、そして歯ぎしりの癖のことです。
詰め物が次々と取れたり割れたりする方は、歯を守るためナイトガード(マウスピース)を夜間に装着していただく方法などありますので、歯科医院でぜひご相談ください。

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2019年8月24日 土曜日

歯周病の進行

歯周病は、歯肉炎と歯周炎に分けられます。
1、歯肉炎
歯と歯ぐきの境目にプラーク(歯垢)が付着し、歯ぐきが赤く腫れたり出血します。
2、軽度の歯周炎
歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)の中に歯周病菌が増殖し、炎症が強くなります。
3、中等度の歯周炎
歯ぐきの色が赤や紫がかり、口の中が粘つき口臭が強くなります。歯がグラグラして歯周病に気づきます。
4、重度の歯周炎
歯ぐきが下がって歯が伸びたように見えます。歯ぐきから膿や血が出ることもあります。最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病を予防するためにはプラークをしっかりと落とし、丁寧に歯みがきをする。定期的に歯石を取ることが大切です。

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2019年8月10日 土曜日

歯ブラシの選び方

正しい歯みがきを行うためには、まず正しい歯ブラシ選びが重要です。
歯ブラシは「歯ぐきを傷つけないもの」で「プラーク(歯垢)をしっかり落とせるもの」が理想です。
選ぶポイントとして
1、ブラシの毛が密なもの
2、毛の硬さが普通または柔らかめのもの。毛が硬いものの方がプラークを落としやすいのですが、強くみがくと歯ぐきを傷つけてしまいかねません。
3、歯ブラシのヘッドが小さいもの。奥歯までブラシが届きやすく、しっかりとみがくことができます。
自分に最適な歯ブラシがわからないという方は、歯科医院にて、ブラッシング指導を受ける際にご相談ください。

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2019年7月27日 土曜日

歯間ケア

歯の間のプラークは歯ブラシだけでは取りきれません。歯のブラッシングだけでは歯間に溜まるプラークの除去率は60%程度、約40%のプラークが歯間に残ります。
デンタルフロスや歯間ブラシで歯間ケアをすることで80%まで除去率を上げることができます。
プラークの増殖を抑えてむし歯や歯周病を進行させないために、歯みがきと並んで必須なのが歯間ケアです。
歯に隙間がない方はデンタルフロスがおすすめです。指に巻きつけて使うもの、持ち手がついて使いやすいものもあります。
50代以降になると歯周病や加齢で歯茎が後退して歯に隙間ができてくるので歯間ブラシを使うと良いです。自分の歯の隙間に合わせてサイズを選びましょう。
まずは1日1回の歯間ケアを習慣づけ、寝る前に取り入れましょう。

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2019年7月 6日 土曜日

それは「健康なお口」への入り口。学校歯科検診の紙をもらったら?

結果のお知らせを読んでみましょう。
1、「とくに問題が見つからなかった。」ここにチェックのあるお子様は、今の状態をずっと維持していただきたいと思います。
2、「軽い問題があり観察が必要」のお子様はむし歯になりそうな歯(CO、初期むし歯)や軽い歯肉炎、歯みがき不足、または噛み合わせ不良がいくらかあり、放置すると進行してしまう問題を抱えています。学校の保健指導や歯科医院のプロの手を借りて定期的に歯みがき指導やクリーニング、フッ素塗布を受け、経過観察ができるとより安心です。
3、「歯科医師による精密検査と診断、適切な治療や相談が必要」の場合は、放置すると問題が拡大してしまうので、早めに診てもらいましょう。
COやGO、叢生など様々な歯科用語が用いられます。気になることは何でも先生や衛生士さんにお聞きくださいね。

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