スタッフブログ

2018年11月17日 土曜日

なぜお薬手帳が歯科でも役に立つ?

「歯科にお薬手帳を」なんて聞くと不思議に思う方もおられるかもしれませんね。
持病があると、歯科治療後の歯ぐきの傷が治りにくかったり、持病の治療のために飲んでいる大事なお薬が、歯科治療の際に副作用を起こして治療の邪魔をしてしまう事があるため、歯科の問診票でカラダの事までお聞きしています。
患者様が不利益を被りといったことは絶対に避けたいので、他院で受けている治療、処方されているお薬を出来るだけ詳しく教えてください。
問診票に記入するのがひと苦労と思われると思います。そのためにも是非お薬手帳をお持ちください。
現在はお薬の数が膨大で、しかもすぐれた新薬が次々に出ます。
歯科への通院中に持病のお薬が変わったり、増えたりする事も少なからずあると思います。
そういった時も、教えていただけると安全な歯科治療を行う事につながるため、是非ご協力をお願いいたします。

投稿者 おおしま歯科 | 記事URL

2018年11月 3日 土曜日

キシリトールと虫歯予防

キシリトールは、シラカバやカシの木から採れる安全性の高い天然甘味料です。
ショ糖と(砂糖)とほぼ同じ甘さで、血糖値を上げにくい甘味料なので糖尿病の人にも安心です。
虫歯予防と言われる理由として、虫歯の原因となる酸を全く作らない事と虫歯の発生、進行を防ぐプラーク(歯垢)のネバネバが作られにくくなる事があります。
キシリトールの選び方として、・キシリトールの含有量が多いものを選ぶ(100%に近いほど効果的)・ショ糖(砂糖)が含まれていないものを選ぶ・クエン酸などの酸が入っていないものを選ぶなどがあります。
効果的な取り方として、毎日の食後や間食の後など1日5gから10gが目安。ガムなら1日3回3粒ずつがおすすめです。
食べ過ぎると消化、吸収が悪いため、お腹がゆるくなる事があるため注意しましょう。

投稿者 おおしま歯科 | 記事URL

2018年10月20日 土曜日

歯ぎしりについて

だいぶ涼しくなって、秋に近づいてきましたね。
今回は歯ぎしりについてお話しします。
寝ている時は誰もが「自分はスヤスヤと眠っている」とお思いでしょう。
しかし寝ている時の事なので、ほとんどの人は気付かないことが多いのです。
歯ぎしりは、顎の異常な緊張によって起こります。
直接の原因となるのは噛み合わせの悪さです。
例えば 歯並びが悪い、顎の骨の形に異常がある、入れ歯が合わない、抜けた歯をそのままにしておくなどです。
歯ぎしりは噛み合わせの悪さ(歯の出っ張り)を直そうと無意識のうちに調整しているのです。
他にもストレスが原因で起こることがあります。
歯ぎしりをする時はとても強い力が働きます。
そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯がかけたりする事もあります。
歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。
そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きた時に顎や歯に違和感がある方は歯科医院にてご相談くださいね。

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2018年10月 6日 土曜日

歯みがきをサボっているとインフルエンザにかかりやすい?!

毎年流行するインフルエンザ。なんとかして予防したいですよね。
手洗い・うがい・予防接種の他に、歯みがきも大事だという事をご存知でしょうか?
細菌は栄養源があって条件が整えば仲間を増やすことができます。
でもウイルスは違います。いきている細胞に入り込み、その細胞からエネルギーや栄養をもらわないと仲間を増やせません。
インフルエンザのウイルスはノドの粘膜(上気道粘膜)をターゲットにします。
ウイルスとしては、ノドの粘膜のレセプターに吸着できればしめたもの。
あとは細胞の扉の鍵を開けて入り込むだけです。
ところがノドの粘膜のレセプターは、普段粘膜でおおわれて隠れています。
ウイルスは吸着しようとしますが、粘膜が邪魔になります。(この時が、ガラガラうがいでウイルスを追い出すチャンスです)
プラーク(歯垢)に潜む細菌たちが出す酵素は、ノド粘膜を守っている粘液を溶かし破壊します。
そのためレセプターが丸出しになって、ウイルスが吸着しやすくなります。
そのうえウイルスが細胞に入り込む時に使う鍵をバージョンアップさせ容易に入りこませてしますのです。
しかも歯周ポケットの中に棲む刺繍病菌の内毒素は、歯ぐきだけでなく気道粘膜を壊します。
ウイルスが侵入しやすくなってしまいますね。
やはり毎日の歯みがきでしっかりとプラークを取り除いて、歯ブラシで取りきれないプラークや歯石は歯科医院で除去・メンテナンスが大事なのですね。
しっかり感染症対策をして、この秋・冬を元気で乗り切りましょう!

投稿者 おおしま歯科 | 記事URL

2018年9月22日 土曜日

永久歯の寿命

日本は近年の平均寿命が男性82歳、女性87歳くらいと言われています。
しかし、歯の平均寿命はどうでしょうか?
歯の平均寿命はおよそ60年くらいと言われています。
人の平均寿命に全く追いついていません。
特に歯みがきが難しい奥歯の寿命は短くなっています。
でも、本当は歯に寿命はありません。
日頃からきちんとお手入れをすることによって、歯の平均寿命は大きく変わってくるものです。
歯の平均寿命は、私たち自身で長くすることができます。
いつまでも、ご自分の歯でご飯が食べられるようにお口のお手入れをしていきましょう。

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