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2012年11月24日 土曜日

大垣市のおおしま歯科です「歯周病と糖尿病」

糖尿病は日本では昔はあまり見られませんでしたが、食生活の変化などにより、この40年間で約3万人から700万人程度まで増加しており、予備軍まで合わせると2000万人と大きく増加した生活習慣病です。糖尿病になると腎臓や血管の障害が起きるとされており、最近では、歯周病も関係があると言われています。糖尿病の指標としてよく使われるのはHbA1c(ヘモグロビンA1c)と血糖値ですが、最新のものとしては、脂肪細胞で産生されるTNF-αというものが注目されています。このTNF-αが歯周病と大きく関連しているらしく、歯周病の治療により数値を下げることができる=糖尿病の治療にもなると言う研究が進められています。今までは「歯周病と糖尿病は関連があるらしい」だったのが研究により「歯周病と糖尿病は関連がある」と言えるようになって来ています。皆さんも最低でも半年に1回は歯科医院で見てもらうといいかもですよ。

 

投稿者 おおしま歯科