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2012年10月15日 月曜日

大垣市のおおしま歯科です「歯石取り」

皆さん歯医者に行くとだいたい「歯石取り」ってしますよね。歯が痛くて歯医者に来たのになんでだろう?って思う方もいらっしゃるかも知れません。「歯石取り」ってイコール歯肉炎、歯周病の予防、治療ということになります。厚生労働省の決まりとして歯ぐきの状態を良くしてからかぶせものなどの虫歯の治療をしなさいよ、という決まりみたいなものがあるんですが、ほとんどの方は知らないと思います。なんでそんなことを国が言っているか。それは治療費の抑制のためですかねぇ。せっかく一生懸命歯医者に通ってお金を払って歯を直したのに、グラグラして抜けちゃったということになれば、歯を治した保険分が無駄ということです。歯周病の治療の時に歯ぐきの深さを測るのですが、2ミリが正常、4ミリぐらいから歯周病ということになります。仮に全部の歯ぐきが4ミリあるとすると、それを全部合わせた面積って片方の手のひらぐらいになるんです。体の中でそんなに広い面積が炎症をおこすことなんてまずありません。その炎症をほったらかしにすると歯が抜けるのはもちろん、糖尿病などの疾患との関係も近頃言われています。口の中を綺麗に、清潔にすることによって体全体のケアにつながるので、定期的に「歯石取り」はやったほうがいいですよ。

 

投稿者 おおしま歯科